マンションのコンクリート中性化診断・費用を比較|修繕周期・業者選びの正しい判断基準

修繕も管理も、住まいのことはすべて”SRT”へ

ビルやマンションの修繕から賃貸管理・リフォーム・清掃まで、
SRTコーポレーションがワンストップで対応。
オーナー様には安心の管理・修繕サービスを、入居者様には快適で理想の住まいをご提供。
「相談だけでもしたい」「物件を見たい」という方も大歓迎です。

マンションのコンクリート中性化診断・費用を比較|修繕周期・業者選びの正しい判断基準
劣化診断・調査|費用・業者比較

マンションのコンクリート中性化診断・費用を比較|修繕周期・業者選びの正しい判断基準

株式会社SRTコーポレーション 一級建築士・修繕技術チーム監修

1996年設立。京都市山科区を拠点に、ビル・マンションの大規模修繕から新築・賃貸管理まで一貫提供しています。一級建築士・一級建築施工管理技士が在籍し、自社施工による中間マージンなしの適正価格を実現。ドローン・赤外線による足場なし診断で、最短即日の劣化状況の見える化に対応しています。修繕積立金の不足対策から補助金申請代行まで、管理組合・ビルオーナーを徹底サポートします。

「3社から相見積もりを取ったのに、金額がバラバラでどれが正しいのか分からない」「マンション コンクリート 中性化 診断 費用を調べていると、業者によって見積金額が2倍近く違う。なぜこんなに差があるのか」――こうした疑問を抱えたまま、見積書を前に途方に暮れている管理組合の方は非常に多いです。

大規模修繕の見積書は、外壁塗装・防水工事・下地補修・コンクリート中性化対策など複数の工種が複合されており、各社の計上方法や使用材料・施工範囲がそれぞれ異なります。つまり「同じ建物を診て、なぜ金額が違うのか」は、見積書の読み方を知らなければ判断できない構造になっているのです。

この記事では、相見積もりを比較検討中の管理組合理事・ビルオーナー向けに、見積書の正しい読み方・12年と15〜18年周期の生涯コスト比較・元請け直接施工と下請け依存の費用差・管理会社主導と分離発注の違いなど、「判断に必要な具体的な情報」を数字と比較表で解説します。業者選びで後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。

▶ 大規模修繕のご相談・セカンドオピニオンはこちら

他社の見積もりが適正か、まず私たちに確認させてください

商品代・工事費・足場代・諸経費を明細で開示する正直な見積もりが私たちの強みです。他社見積もりのセカンドオピニオンも歓迎。相談・診断は完全無料です。

無料診断・お問い合わせ →

お電話・メール・フォームでのご相談も歓迎しています

大規模修繕の相見積もり比較のコツ

相見積もりを取得しても「何を基準に比較すればよいのか」が分からなければ、結果的に「一番安かった業者」あるいは「一番印象が良かった業者」を選ぶことになってしまいます。これが修繕トラブルの最大の原因です。見積書を正確に比較するためには、まず「見積書の構造」を理解することが必要です。

見積書は「数量×単価」で構成されていることを確認する

適切な見積書であれば、各工種について「施工数量(㎡、m、箇所等)×単価(円)=金額」という形式で記載されているはずです。たとえばコンクリート中性化対策としての「外壁下地補修」であれば、「クラック(ひび割れ)補修 Uカットシール工法 〇〇m × 単価〇〇円/m」のように記載されるのが正常です。「外壁修繕一式 〇〇万円」のように数量・単価の記載がない見積書は、金額の根拠を確認できないため注意が必要です。

実際に当社がセカンドオピニオンを求められた案件では、「諸経費」という一行に工事費全体の28%が計上されていたケースがありました。一般的に諸経費は工事費の10〜15%程度が目安ですが、これを「一式」という形で隠すことで実態が分かりにくくなっているのです。

コンクリート中性化診断の見積書で確認すべき3点

マンションのコンクリート中性化診断を含む修繕工事の見積書では、特に以下の3点を確認してください。①「診断方法と調査箇所数」が明記されているか(フェノールフタレイン法による中性化深さ測定の箇所数等)、②「下地補修の単価根拠と数量の算出方法」が分かるか(目視か打診か、調査報告書に基づいているか)、③「使用材料の製品名・グレード」が明示されているか(同じ「防水材」でも耐用年数が10年のものと20年のものでは費用対効果が大きく異なります)。

確認項目 良い見積書の特徴 怪しい見積書の特徴 リスク
数量・単価の記載 工種ごとに「数量×単価=金額」が明記。中性化診断の箇所数、補修㎡数が具体的 「外壁修繕一式〇〇万円」など一括記載。調査数量・補修範囲が不明 施工後に「想定外の追加工事費」が発生しやすい
使用材料の明示 塗料・防水材・補修材の製品名・メーカー・グレードが明記されている 「高品質塗料使用」などの抽象的な表現のみ。製品名の記載なし 安価な材料を使われても確認できない。耐久性・保証期間が不明
諸経費の割合 諸経費は工事費合計の10〜15%程度。内訳(交通費・廃材処理費等)の説明あり 「諸経費一式」として20〜30%以上が計上されている。内訳の説明なし 実態のない費用が上乗せされている可能性がある
診断・調査報告書 事前の劣化診断報告書・写真・中性化深さ測定結果に基づいた補修計画が添付 「目視確認のみ」で詳細な診断報告書なし。劣化状況の根拠が不明 不必要な工事が含まれている、または必要な工事が漏れているリスク
施工後保証 保証期間・保証内容が書面で明示。瑕疵保険への加入も記載あり 保証についての記載がない、または「口頭で保証します」という回答のみ 施工不良が発覚しても補償を受けられないリスク
⚠ 相見積もりで絶対に陥ってはいけない落とし穴
  • 「一番安い見積もりを選べばコスト削減になる」という思い込み。安すぎる見積もりは施工範囲の削減・安価材料の使用・下請けへの丸投げが原因の場合が多い
  • 各社の見積書が「同じ工事内容を前提としているか」を確認せずに金額だけを比較すること
  • 「見積もりが丁寧だった」「担当者が感じ良かった」という印象で判断すること

SRTコーポレーションのサービス詳細はこちら。他社見積もりの精査・セカンドオピニオンも無料で承っています。

12年周期 vs 15〜18年周期の費用比較

「大規模修繕は12年周期が常識」という考え方は、30年以上前に形成されたものです。当時の塗料・防水材の耐用年数が10〜12年程度だったため、この周期が一般的となりました。しかし現在は材料技術が大幅に進歩しており、適切な材料を選択することで修繕周期を15〜18年に延長することが十分に可能です。

塗料・材料の進化が周期延長を可能にした

近年普及している「超耐候性塗料(フッ素系・無機系)」は、紫外線・熱・雨水に対する耐久性が従来のシリコン塗料の1.5〜2倍程度あり、設計上の耐用年数は15〜20年以上とされています。防水材についても、「改質アスファルト防水(トーチ工法)」や「ウレタン塗膜防水(超高弾性タイプ)」では15〜20年の耐用年数を持つ製品が登場しています。

コンクリートの中性化対策においても、表面含浸材(シラン系・シラン・シロキサン系)を適切に施工することで、大気中の二酸化炭素によるコンクリート中性化の進行を大幅に遅らせることができ、次回の下地補修工事のタイミングを先送りすることが可能です。

たとえば、京都市内の70戸・RC造10階建てマンション(築20年)のケースでは、シリコン塗料で12年周期の計画から、フッ素系塗料+シラン系含浸材の組み合わせに変更することで、次回修繕までの周期を15年に延長。その結果、30年間の修繕回数を3回から2回に削減でき、総費用が約1,800万円圧縮できた事例があります(建物の状態・規模によって異なります)。

30年間の生涯コスト比較シミュレーション(目安)

70戸・RC造・延床面積4,500㎡のマンションを例に、12年周期と15年周期の30年間の総修繕費を比較します。

比較項目 12年周期(シリコン塗料) 15年周期(フッ素系塗料) 差額・備考
1回あたりの工事費目安 約5,000万〜7,000万円(一例) 約6,000万〜8,500万円(一例)※高耐久材料のため単価は高め 1回あたりは周期延長の方が高くなる場合がある
30年間の修繕回数 約2〜3回 約2回 15年周期では修繕回数を1回削減できるケースが多い
30年間の総費用目安 約1億5,000万〜2億1,000万円(一例) 約1億2,000万〜1億7,000万円(一例) 30年トータルでは15年周期の方が2,000万〜4,000万円程度お得になるケースが多い
足場代の発生回数 2〜3回(足場代は1回あたり800万〜1,500万円程度が目安) 2回(足場代の発生機会が減る) 足場代を節約できる回数分、生涯コストは下がる
コンクリート中性化への対応 表面含浸材なしの場合、中性化の進行が早く次回補修量が増加しやすい シラン系含浸材の施工により中性化進行を抑制。次回補修費の削減に貢献 長期的な躯体保護の観点からも周期延長+含浸材の組み合わせが有利
あくまで目安です。建物の状態・構造・使用材料・劣化の程度によって実際の費用は大きく変動します。正確な比較は劣化診断・長期修繕計画の見直しを経て算出されます。

「高耐久材料を使うと1回あたりの費用が上がるのでは」という不安はよく聞かれます。確かに1回の工事費は上がることがあります。しかし修繕回数・足場コストを含めた「生涯コスト」で見ると、高耐久材料を採用した周期延長の方が有利になるケースが多いのが実態です。長期修繕計画の見直し方法については関連コラム(長期修繕計画の作り方・見直し手順を解説)もご参照ください

元請け直接施工 vs 下請け依存の違い

大規模修繕業界では、「元請け」として契約した会社が実際の施工を「下請け」「孫請け」に任せるという構造が一般的です。この多重下請け構造は、発注者(管理組合・オーナー)にとって2つの大きなデメリットをもたらします。「費用の中間マージン」と「品質管理の希薄化」です。

中間マージンの実態:費用の15〜25%が抜かれている

元請け業者が下請け業者に工事を依頼する場合、一般的に元請けは受注金額の15〜25%程度を「管理費・利益」として差し引いた金額を下請けに発注します。さらに下請けが孫請けに再委託する場合は、そこでも同様のマージンが発生します。

たとえば、発注者が「5,000万円」で発注した工事の場合、元請けのマージン20%を差し引くと、実際に施工に回る費用は4,000万円。さらに孫請けが入れば3,200万円以下になる可能性もあります。これが「見積もりが高いのに施工品質が低い」という事態が起きる構造的な原因です。

実際に当社がセカンドオピニオンとして見積書を精査した事例では、管理会社経由で提示された見積書に対し、当社の自社施工見積もりが約22%低い金額だったケースがあります。この差はほぼ中間マージン分に相当するものでした。

比較項目 元請け直接施工(自社施工体制) 下請け依存(元請け+下請け)
費用 中間マージンなし。材料費・労務費・管理費が適正に計上される 元請けのマージン15〜25%が上乗せ。孫請けが入るとさらに費用が増加
品質管理 有資格の自社職人が施工。現場管理者との連携が密で品質の均一性が高い 下請け業者のスキル・品質管理体制に依存。元請けが現場を詳しく把握していないケースも
責任の所在 施工不良発生時の対応窓口が一元化されており、責任の所在が明確 問題が発生した際に「元請けと下請けのどちらの責任か」が不明確になりやすい
施工スピード 自社職人のスケジュール管理により工程調整が柔軟。緊急対応もしやすい 下請けのスケジュールに依存。繁忙期には工程が遅れやすい
アフターフォロー 施工した職人・技術者が対応するため、不具合の原因特定・補修が迅速 施工した下請けとの関係が切れると、補修対応が遅れる・たらい回しになるケースも

SRTコーポレーションは自社施工体制を持ち、一級建築士・一級建築施工管理技士が設計から施工管理まで一貫して担当しています。

✔ 業者に「自社施工か下請けか」を確認する3つの質問
  • 「現場で作業する職人さんは御社の社員ですか、それとも協力会社ですか」
  • 「施工管理者は御社の有資格者(一級建築施工管理技士等)ですか」
  • 「工事中、現場監督は毎日現場に立ち会いますか」

これらの質問に明確に答えられない業者は、実質的に下請け依存の体制である可能性が高いです。

管理会社主導 vs 分離発注の比較

大規模修繕の発注方式は大きく「管理会社主導(管理会社が工事会社の選定・調整を行う方式)」と「分離発注(管理組合が直接工事会社を選定・契約する方式)」の2つに分かれます。どちらにも一長一短があり、「管理会社主導は悪い」「分離発注が絶対に得」という単純な話ではありません。管理組合の体制・予算・修繕委員のスキルによって、適切な方式は異なります。

管理会社主導のメリット・デメリット

管理会社主導の最大のメリットは「手間がかからないこと」です。業者の選定・見積書の取得・工程管理・住民への説明など、修繕に関する多くの業務を管理会社が代行してくれるため、管理組合側の負担は比較的軽くなります。理事会メンバーが高齢であったり、専門知識を持つ委員がいない場合には、管理会社主導が現実的な選択肢となることもあります。

しかし、デメリットも無視できません。管理会社が特定の工事会社(子会社・提携先等)に優先的に発注するケースがあり、競争原理が働きにくい状況が生まれます。管理会社が受け取るコンサルティング料・管理手数料が工事費に上乗せされることもあり、結果的に割高になることがあります。実際に、管理会社経由で提案された見積書を当社が精査したところ、同じ工事内容で15〜20%高かったというケースを複数確認しています。

分離発注のメリット・デメリット

分離発注の最大のメリットは「競争原理による適正価格の実現」です。管理組合が直接複数の工事会社から相見積もりを取得し、内容・価格を比較した上で発注先を決定するため、中間マージンを排除した適正な費用での発注が期待できます。また、工事内容や材料の選択について管理組合側が主体的に関与できるため、透明性が高まります。

デメリットは「管理組合側の負担が大きくなること」です。相見積もりの取得・比較・契約交渉・工程管理への関与など、専門知識が必要な場面が増えます。そのため、分離発注を成功させるためには「修繕委員会の設置」「専門家(建築士・コンサルタント)によるサポート体制の確保」が条件となります。

比較項目 管理会社主導 分離発注(管理組合主導)
費用の水準 管理会社のマージン・手数料が上乗せされるケースがあり、割高になりやすい 競争原理が働くため、適正価格に近い発注が期待できる
管理組合の負担 業者選定・工程管理等を管理会社が代行。管理組合の手間は少ない 相見積もり取得・比較・業者交渉・工程確認など組合側の負担が大きい
透明性 工事会社の選定根拠・見積内容の詳細が管理組合に開示されないケースもある 管理組合が直接見積書を取得・比較するため透明性が高い
向いている組合 修繕委員の専門知識が少ない・理事会の人員が少ない・時間的余裕がない組合 修繕委員会を組織できる・専門家サポートを活用できる・コスト削減意識が高い組合
✔ 分離発注を成功させるための3条件
  • 修繕委員会を設置し、専任の担当者を決める(理事会の全員が関与しなくてよい体制に)
  • 独立した立場の建築士・修繕コンサルタントにサポートを依頼し、見積書の精査・工程管理を任せる
  • 相見積もりは最低3社以上から取得し、同一条件(同じ工事仕様書)での比較を行う

3パターン費用シミュレーション

大規模修繕の費用は「戸数・延床面積・建物の状態・工事仕様」によって異なりますが、規模別の目安を把握しておくことで、業者から提示される見積書が大きくかけ離れていないかを確認する基準になります。以下は京都市内のRC造マンションを想定した一例です(コンクリート中性化対策・外壁塗装・防水工事等を含む標準的な大規模修繕を想定)。

以下はあくまで目安です。建物の状態・劣化状況・使用材料・補助金の活用有無により実際の費用は大きく変動します。正確な費用は劣化診断を経て算出されます。

小規模マンション(50戸以下・延床2,000㎡前後)

費用項目 金額目安(一例) 備考
外壁塗装・下地補修(中性化対策含む) 800万〜1,500万円 コンクリート中性化深さ・補修範囲により変動
屋上・バルコニー防水 300万〜600万円 防水工法・面積による
鉄部塗装・共用部改修 200万〜400万円 手すり・扉・廊下等の状態による
足場仮設費 300万〜600万円 建物の高さ・形状による
工事費合計目安 1,600万〜3,100万円 1戸あたり32万〜62万円(50戸の場合)
補助金活用後の実質負担目安 1,300万〜2,500万円 京都市補助金(耐震・省エネ等)活用を想定。補助金の種類・適用条件により変動

中規模マンション(50〜100戸・延床4,000〜6,000㎡)

費用項目 金額目安(一例) 備考
外壁塗装・下地補修(中性化対策含む) 1,800万〜3,500万円 延床面積・補修比率による
屋上・バルコニー防水 600万〜1,200万円 面積・工法による
鉄部塗装・共用部改修 400万〜800万円 設備の老朽化程度による
足場仮設費 600万〜1,200万円 建物規模・周辺環境による
工事費合計目安 3,400万〜6,700万円 1戸あたり34万〜67万円(100戸の場合)
補助金活用後の実質負担目安 2,700万〜5,400万円 各種補助金の活用を想定(補助上限・適用条件により変動)

大規模マンション(100戸以上・延床8,000㎡以上)

費用項目 金額目安(一例) 備考
外壁塗装・下地補修(中性化対策含む) 3,500万〜7,000万円 劣化状況・補修規模による
屋上・バルコニー防水 1,200万〜2,500万円 面積・工法による
鉄部塗装・共用部改修 800万〜1,500万円 共用部の広さ・設備数による
足場仮設費 1,200万〜2,500万円 建物規模・仮設計画による
工事費合計目安 6,700万〜1億3,500万円 1戸あたり40万〜80万円(170戸の場合)
補助金活用後の実質負担目安 5,400万〜1億1,000万円 大規模建物は補助上限も大きい場合がある。詳細はご相談を

「うちのマンションはどのくらいかかるか」は、現地の劣化診断なしには正確に算出できません。上記の目安と提示された見積書を比較し、大きく外れる場合はその理由を業者に確認することが重要です。無料診断のご依頼はこちらから、最短即日で対応いたします。

よくあるご不安・ご質問

SRTコーポレーションへのご相談前によく寄せられる疑問をまとめました。

Q. 他社に見積もりをお願いした後でSRTさんにセカンドオピニオンを依頼するのは失礼ではないですか?先に見積もりをしてくれた業者に申し訳ない気がしてしまうのですが……。
A. まったく失礼ではありません。セカンドオピニオンは発注者の正当な権利であり、特に高額かつ専門性の高い大規模修繕工事においては、むしろ推奨される判断です。医療の世界でも「セカンドオピニオンを取ることで主治医の治療方針の正しさが確認できる」という側面があるように、修繕業界でも同じです。当社はセカンドオピニオンをご依頼いただくことを大歓迎しており、他社の見積書を持ち込んでいただければ、無料で内容の精査・解説を行います。先に見積もりを取った業者に連絡する必要もありません。「他社見積もりを持ち込むのが気まずい」という方も、匿名でのご相談から承っています。
Q. 修繕周期を12年から15年に延ばすと、塗料・防水材のメーカー保証はどうなりますか?保証が切れた後に問題が発生した場合、誰が責任を取るのでしょうか?
A. 高耐久塗料(フッ素系・無機系)や超耐候性防水材の場合、製品によっては15〜20年の耐用年数を設計値として持っており、施工会社が発行する保証書に「施工後〇年間の施工保証」が付帯するケースがあります。ただし保証内容・期間は製品・施工会社によって異なり、「12年を超えたら保証外」という製品もあります。重要なのは、周期延長を選択する際に「使用する材料の耐用年数・保証内容」を事前に書面で確認することです。当社では、周期延長を前提とした修繕計画を立案する際に、使用材料の性能仕様書・保証書を必ずご提示した上でご提案します。また、12年目に「点検のみ(工事なし)」を行い、劣化状況を確認した上で15年時点での工事実施を判断するという中間点検の仕組みを導入することも有効です。
Q. コンクリートの中性化診断はどのような方法で行うのですか?費用はどのくらいかかりますか?また、診断結果をもとに必ず工事が必要になるのでしょうか?
A. コンクリート中性化診断の代表的な方法は「フェノールフタレイン法」です。コンクリートのコア採取または表面削孔を行い、フェノールフタレイン溶液を吹き付けることで、中性化が進んでいる部分(無色のまま)と進んでいない健全な部分(赤紫色に変色)を視覚的に判定します。中性化深さが鉄筋に達している場合は、鉄筋の腐食・コンクリートの爆裂(はく落)につながるリスクが高まります。診断費用は建物規模・調査箇所数によって異なりますが、マンション1棟あたり10万〜40万円程度が目安です(初期の概略診断の場合)。診断を受けたからといって必ず工事が必要になるわけではありません。中性化の深さが鉄筋まで達していない場合は、表面含浸材(シラン系等)による予防的処置を行いながら様子を見る選択肢もあります。診断結果に基づいた適切な対処法は、一級建築士が状況に応じて提案します。
Q. 管理会社から「うちに任せれば手間がかからない」と言われて修繕計画を進めてきたのですが、途中で「費用が高すぎるのでは」という声が住民から上がりました。今から別の業者に切り替えることはできますか?
A. 契約締結前であれば、業者の切り替えは可能です。管理会社との管理委託契約とは別に、工事会社との工事請負契約は独立したものです。管理組合の総会・理事会決議を経れば、工事会社の変更は管理組合の権限で行えます。すでに管理会社から工事会社を紹介されている段階でも、「相見積もりを取りたい」「別の業者にも見積もりを依頼したい」と伝えることは管理組合の正当な権利です。管理会社が「うちの紹介業者以外はダメ」と言う場合は、管理委託契約の内容を確認する必要があります。当社は、現在進行中の修繕計画への途中参加・見積書の精査・代替提案にも対応しています。「どこまで話が進んでいても、一度ご相談ください」と伝えたいです。
Q. 修繕積立金の残高が少なく、大規模修繕の費用を一時金で徴収しなければならない可能性が出てきました。住民に追加負担を求めることへの反発が心配です。コスト削減のために何かできることはありますか?
A. 修繕積立金の不足は、多くの管理組合が抱える深刻な問題です。一時金徴収への住民反発を最小化するために取り組める対策として、まず「見積金額の適正化(相見積もりと業者見直し)」が最も効果的です。管理会社主導で進めてきた計画を分離発注・直接施工業者への切り替えで見直すことで、費用が15〜20%削減できるケースがあります。次に「補助金の最大限の活用」です。耐震診断・省エネ改修・バリアフリー改修を組み合わせることで、自己負担を大幅に圧縮できます。さらに「工事の優先順位付けによる段階施工」も選択肢です。緊急性の高い工事から着手し、余裕のある工事は次の修繕サイクルに回すことで、今回の一時負担を軽減できます。当社では、資金計画・補助金活用・工事優先順位の整理を含めた総合的な修繕計画の見直しをご支援します。

まとめ

本記事では、相見積もりを比較検討中の管理組合・ビルオーナー向けに、マンション コンクリート 中性化 診断 費用の比較から、見積書の読み方・修繕周期の選択・業者体制の違い・発注方式の比較・規模別費用シミュレーションまでを解説しました。要点を3点で整理します。

  • 見積書は「金額の総額」ではなく「数量×単価の根拠」で比較する:コンクリート中性化対策を含む修繕工事の見積書は、内訳の透明性が最も重要です。「一式〇〇万円」という記載しかない見積書は、金額の妥当性を判断できません。材料名・数量・単価が明示された見積書を基準に、複数社を公平に比較してください。
  • 12年周期より15年周期の方が、30年間のトータルコストは低くなるケースが多い:高耐久塗料・シラン系含浸材の活用により修繕周期を延長することで、修繕回数・足場代を削減できます。1回あたりの費用は上がっても、生涯コストは下がることがあります。長期修繕計画の見直しとあわせて検討することをお勧めします。
  • 自社施工体制の業者への直接発注で中間マージンを排除する:多重下請け構造のある業者に発注すると、実質的に工事費の15〜25%程度が中間マージンとして失われます。自社施工体制かどうかを確認し、適正価格での発注を実現してください。

「うちの見積書は本当に適正なのか」という疑問は、見積書を一度専門家に見せることで解消できます。SRTコーポレーションでは、他社見積書の精査・セカンドオピニオンを完全無料で承っています。「契約前に確認しておきたい」「住民に説明できる根拠が欲しい」という段階のご相談から歓迎しています。まずは見積書を見せてください。

▶ 大規模修繕のご相談・セカンドオピニオンはこちら

他社の見積もりが適正か、まず私たちに確認させてください

商品代・工事費・足場代・諸経費を明細で開示する正直な見積もりが私たちの強みです。他社見積もりのセカンドオピニオンも歓迎。相談・診断は完全無料です。

無料診断・お問い合わせ →

お電話・メール・フォームでのご相談も歓迎しています

修繕も管理も、住まいのことはすべて”SRT”へ

ビルやマンションの修繕から賃貸管理・リフォーム・清掃まで、
SRTコーポレーションがワンストップで対応。
オーナー様には安心の管理・修繕サービスを、入居者様には快適で理想の住まいをご提供。
「相談だけでもしたい」「物件を見たい」という方も大歓迎です。

目次