マンションの断熱改修・外断熱の費用を徹底比較|工法・見積もり・補助金の選び方

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マンション断熱改修・外断熱の費用を徹底比較|工法・見積もり・補助金の選び方
修繕コラム|断熱改修・省エネ対策

マンション断熱改修・外断熱の費用を徹底比較|工法・見積もり・補助金の選び方

株式会社SRTコーポレーション 一級建築士・修繕技術チーム監修

1996年設立。京都市山科区を拠点に、ビル・マンションの大規模修繕から新築・賃貸管理まで一貫して提供しています。一級建築士・一級建築施工管理技士が在籍し、自社施工による中間マージンなしの適正価格を実現。ドローン・赤外線による足場なし診断で、最短即日の劣化状況の見える化に対応しています。修繕積立金の不足対策から補助金申請代行まで、管理組合・ビルオーナーを徹底サポートします。

「外断熱と内断熱、見積もりを3社から取ったのに何を比べればいいか分からない」——マンションの断熱改修・外断熱を検討し始めた管理組合の理事やビルオーナーの方から、最も多く届く声がこれです。断熱改修は外壁修繕と組み合わせることが多く、工法・材料・施工範囲の選択によって費用が数倍変わることも珍しくありません。見積書に並ぶ「外断熱工法 一式○○万円」という表記だけでは、A社とB社の何が違うのかを判断する術がありません。

マンション断熱改修・外断熱の費用を正しく比較するには、「工法の違い(外断熱 vs 内断熱 vs 充填断熱)」「断熱材の種類・厚み・性能値(熱抵抗値R)」「施工範囲(外壁全面か開口部周辺のみか)」「補助金(省エネ改修・ZEH-M等)の適用可否」——この4点を軸に見積書を読み解く必要があります。これらが整理できていない状態で「安いから」という理由だけで業者を選ぶと、断熱効果が不十分で光熱費が下がらない・結露が再発するという失敗につながります。

本記事では、断熱改修の見積もり比較の正しいコツから、修繕周期の費用シミュレーション、施工体制・発注方式の選び方、規模別の費用試算まで、業界30年以上の一級建築士の視点で正直にお伝えします。「失敗しない断熱改修」を実現するための判断軸をすべてこの1記事に凝縮しました。

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断熱改修の相見積もり比較のコツ

マンションの断熱改修・外断熱工事の見積もりを複数社から取得しても、「金額の差が大きすぎて何が正しいか分からない」という状況に陥りやすいのは、見積書の比較軸が業者によって異なるためです。A社は「外断熱工法・断熱材50mm厚・熱抵抗値R2.3」と明記しているのに対し、B社は「断熱改修工事 一式180万円」しか書いていない——この状態では金額の比較自体が意味を持ちません。

断熱改修見積もりの正しい読み方:4つの確認軸

①工法が明記されているか(外断熱・内断熱・充填断熱)
外断熱は建物の外側から断熱材で包む工法で、熱橋(ヒートブリッジ:コンクリートを通じて熱が伝わる現象)を遮断できるため、断熱効果が高く結露対策にも優れています。一方、内断熱(内側から断熱材を貼る)は施工コストが低い反面、熱橋を完全には断ちにくいという特性があります。見積書に「どの工法を採用するか」が明記されていない場合は、業者に確認を求めてください。工法が違えば費用も断熱性能も大きく異なります。

②断熱材の種類・厚み・熱抵抗値が明記されているか
断熱材には硬質ウレタンフォーム・フェノールフォーム・EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)・グラスウールなど複数の種類があり、同じ「断熱材」という表記でも性能(熱伝導率・熱抵抗値R)は大きく異なります。熱抵抗値Rが高いほど断熱性能が高く、省エネ効果も大きくなります。「断熱材○○mm使用」という厚みの数字だけでなく、材料名と熱抵抗値の両方が記載されている見積書を選んでください。

③施工範囲が明確か(外壁全面か、開口部周辺のみか)
断熱改修の効果は施工範囲に大きく依存します。外壁全面に断熱材を施工するケースと、結露が発生しやすい開口部(窓・サッシ)周辺のみに限定するケースでは、費用も断熱効果も大きく変わります。見積書に「施工面積○○㎡」という形で対象範囲が明記されているかを確認してください。

④補助金の適用可否が確認されているか
マンションの断熱改修は、省エネ改修補助(ZEH-M等)・長期優良住宅化リフォーム補助の対象になる場合があります。補助金を見込んだ実質負担額で比較するためには、各業者が補助金の適用可否を確認した上で見積もりを出しているかどうかを確認することが重要です。補助金の存在を知らない業者や、申請手続きを行っていない業者の見積もりは、トータルコストで割高になる可能性があります。

良い見積書 vs 怪しい見積書:比較チェック表

確認項目 良い見積書 怪しい見積書
工法の表記 「外断熱工法(EPS断熱材50mm・熱抵抗値R2.3)」など工法・材料・性能値が明示 「断熱改修工事 一式」のみで工法・材料不明
施工面積・数量根拠 「外壁断熱施工面積 780㎡ × 単価○○円」など面積・単価が明示 「外壁断熱工事 一式200万円」など根拠不明の一括表記
断熱材の仕様 製品名・メーカー・厚み・熱伝導率・熱抵抗値Rが記載 「断熱材使用」のみで製品名・性能値なし
補助金への対応 省エネ改修補助の適用可否・申請サポートの有無が明記 補助金への言及なし・「お客様で手続きください」
諸経費の割合 工事費の8〜15%程度・内訳(管理費・利益等)が提示可能 20%超または極端に低い(後から追加費用が発生しやすい)
保証・アフター 断熱材・施工の保証年数・対象範囲が書面で提示 「保証あり」のみで内容・期間が不明

断熱改修の見積もり比較に迷ったときは、セカンドオピニオンの活用をおすすめします。SRTコーポレーションでは他社見積書を持参いただいての無料精査に対応しています。断熱性能・施工仕様・補助金適用可否を含めた総合的なアドバイスをお伝えします。

12年周期 vs 15〜18年周期の費用比較

外断熱を含む大規模修繕の周期についても、「12年ごとにやるもの」という固定観念を持っている方が多くいらっしゃいます。しかし断熱改修の観点から見ると、外断熱工法で使用する断熱材の耐用年数は一般的に30年以上あり、外装仕上げ材(塗料・外壁パネル等)の耐用年数が周期を決める要素になります。適切な外装材を選択すれば、断熱改修後の次回修繕サイクルを15〜18年に延長できる可能性があります。

外断熱工法が「長周期化」に貢献する理由

外断熱工法では、断熱材の外側に仕上げ材(外壁塗装・金属パネル・セラミックパネル等)を施工します。断熱材自体はほとんど劣化しないため、次回修繕が必要になるのは「外側の仕上げ材が劣化したとき」です。ここで超耐候性フッ素塗料(耐用年数15〜20年)や高耐久の金属・セラミックパネル(耐用年数20〜30年)を採用すれば、外断熱施工後の次回外壁修繕まで15〜18年のインターバルが確保できます。従来の一般シリコン塗料(耐用年数8〜12年)との差が、長期コストを左右する最大のポイントです。

また、断熱改修によって壁体内の結露が抑制されることで、コンクリート躯体(建物骨格)の劣化速度が遅くなるという副次的な効果もあります。結露による内部劣化がなくなれば、外壁ひび割れ・タイル浮き・爆裂(鉄筋の錆膨張によるコンクリート剥落)の進行が遅くなり、大規模修繕全体の周期延長に貢献します。

30年間の生涯コスト比較(試算)

項目 12年周期(断熱改修なし) 15年周期(外断熱+フッ素塗料) 18年周期(外断熱+高耐久パネル)
30年間の修繕回数(目安) 2.5回 2回 1.5〜2回
1回あたり工事費目安(50戸規模) 約4,000万円〜(断熱改修なし) 約5,500万円〜(外断熱追加分込み・初回のみ) 約6,500万円〜(外断熱+高耐久仕上げ・初回のみ)
30年間の総修繕費(概算) 約1億円〜 約9,500万円〜(初回コスト増を回数削減で相殺) 約9,000万円〜(省エネ補助金活用後はさらに削減可)
光熱費削減効果(年間・目安) なし 共用部・専有部合計で年間数十万円〜数百万円の削減が期待できる場合あり 同上(断熱性能が高いほど効果大)
足場発生回数 多い 中程度 少ない
※上記はあくまで目安の試算です。建物の規模・構造・立地・現在の断熱性能・使用材料・補助金適用有無により、実際の費用・効果は大きく異なります。正確な試算は専門家による診断・見積もりをお受けください。

注目すべきは「断熱改修による光熱費削減効果」です。たとえば50戸規模のマンションで外断熱改修を実施した場合、共用部(廊下・エントランス・駐車場等)の暖冷房負荷が軽減し、管理組合が負担する電気代の削減効果が見込まれます。加えて、各住戸の冷暖房効率が改善することで居住者の光熱費も下がり、入居満足度の向上・長期居住促進にもつながります。

元請け直接施工 vs 下請け依存の違い

断熱改修・外断熱工事は、通常の外壁塗装より施工精度が要求される工事です。断熱材の取り付け方・固定金具の位置・仕上げ材との取り合い(接続部の処理)を丁寧に施工しないと、断熱材と外壁の間に隙間が生じて断熱効果が大きく低下するケースがあります。こうした精度が求められる工事において、「誰が実際に施工するか」は品質に直結する問題です。

重層下請け構造が断熱改修品質に与える影響

元請け業者が受注後に断熱改修工事を1次・2次下請けに発注する場合、各段階でマージンが引かれ、実際の施工費が圧縮されます。一般的に元請けから1次下請けで15〜25%、さらに2次下請けで10〜20%が引かれると、実際の施工費は受注額の60〜70%程度になります。外断熱工事の場合、この費用圧縮が「断熱材を薄くする」「固定金具の数を減らす」「仕上げ材の塗布量を少なくする」という形で品質に影響することがあります。

たとえば、断熱材の厚みが設計図書では50mmと指定されているのに、実際には40mmの材料が使われていたという事例があります。10mmの差は熱抵抗値換算で約20%の断熱性能低下につながり、「断熱改修したのに光熱費が思ったほど下がらない」という結果になります。こうした品質の問題は完成後の目視では確認できないため、施工中の品質管理が特に重要です。

元請け直接施工 vs 下請け依存:比較表

比較項目 元請け直接施工(自社施工) 下請け依存(重層下請け構造)
施工精度の管理 元請け技術者が現場を直接管理。断熱材の厚み・施工方法を一貫して監理 元請けは書類管理のみで現場実態を把握しにくいケースも。施工精度にばらつきが出やすい
コスト 中間マージンなし。同品質なら下請け依存より費用を抑えやすい 各段階のマージンが積み重なり実施工費が圧縮。品質維持との両立が難しくなる
施工後の不具合対応 施工した自社が責任を持って対応。スピーディな補修が可能 下請けが変わっていると対応が遅くなる・責任の所在が不明になるケースあり
見積もりの透明性 材料費・施工費・管理費を分解した明細提示が可能 下請けへの発注金額を公開しない傾向があり、見積もりが曖昧になりやすい
断熱性能の保証 施工した自社が性能保証。測定データ(熱抵抗値等)を提示できる 施工者が異なると性能保証の責任の所在が不明確になりやすい

SRTコーポレーションは自社の職人・技術者が直接施工を担う体制を維持しており、一級建築士・一級建築施工管理技士が現場を直接管理します。断熱改修の場合も、断熱材の施工仕様・固定方法・仕上げ材との取り合いを現場で都度確認しながら施工します。

管理会社主導 vs 分離発注の比較

断熱改修を含む大規模修繕の発注方式には、「管理会社主導方式」と「分離発注方式」の2種類があります。断熱改修は専門性が高い工事であり、発注方式の選択が最終的な品質・コスト・補助金活用の可否に影響します。どちらが優れているかは一概に言えず、建物の規模・管理組合の体制・理事のスキルによって判断が変わります。

管理会社主導方式のメリット・デメリット

管理会社主導方式は、日常管理を委託している管理会社が修繕工事の企画・業者選定・工事監理をとりまとめる方式です。管理組合の理事への負担が少なく、手続きがスムーズに進むというメリットがあります。一方で、管理会社が提携する施工会社への発注が前提となりやすく、断熱改修の専門業者を広く競争入札にかけることが難しい場合があります。また、管理会社マージン(5〜15%程度)が工事費に上乗せされることがあります。

断熱改修においては特に注意が必要です。省エネ補助金(ZEH-M等)の申請には断熱性能計算・省エネ診断・申請書類作成などの専門知識が必要であり、管理会社がこれらに精通していない場合、補助金の活用機会を逃してしまうことがあります。

分離発注方式のメリット・デメリット

分離発注方式は、管理組合が主体となり設計事務所・コンサルタントを活用しながら施工会社を直接選定する方式です。断熱改修の専門業者を含む複数社の競争入札によって適正価格を引き出しやすく、補助金申請に精通した会社を選定できるというメリットがあります。実際に、管理会社主導から分離発注に切り替えた事例では、断熱改修を含む大規模修繕で10〜20%の費用削減に成功したケースもあります。

一方、分離発注では管理組合の理事が主体的に動く必要があり、工法選定・仕様決定・補助金適用条件の確認など専門知識が求められる場面が多くなります。設計監理費(工事費の5〜10%程度)が別途必要になることも考慮が必要です。

比較項目 管理会社主導方式 分離発注方式
理事の負担 少ない(管理会社が主導) 多い(理事が主体的に関与・判断が必要)
断熱改修の専門業者選定 管理会社提携先に限られる場合が多い 断熱改修の専門業者を含め幅広く比較できる
省エネ補助金の活用 管理会社の補助金知識によって活用状況が変わる 補助金申請実績のある業者・コンサルを選定できる
コスト 管理会社マージン(5〜15%)が上乗せになりやすい 競争入札で適正価格を引き出しやすい。設計監理費が別途必要
向いているケース 小規模建物・初回修繕・理事が高齢化している場合 大規模建物・2回目以降・補助金を積極活用したい場合

分離発注を選択する場合、「断熱改修の工法選定・省エネ補助金の申請実績・施工後の性能保証」の3点について各社に確認することを特におすすめします。

3パターン費用シミュレーション

「うちのマンションで断熱改修・外断熱をやるといくらかかるのか」——これが最も多くいただく質問です。ここでは小規模・中規模・大規模の3パターンで、断熱改修を含む大規模修繕の費用シミュレーションをご紹介します。省エネ補助金(ZEH-M等)を活用した場合の実質負担額も合わせて試算しています。

※以下はあくまで目安の試算です。実際の費用は建物の構造・築年数・現在の断熱性能・劣化状況・使用材料・地域によって大きく異なります。正確な費用は現地調査・診断のうえでお見積もりください。

パターン①:小規模マンション(50戸以下 / 延床面積3,000㎡以下)

項目 内容・目安
外壁修繕+断熱改修(外断熱)工事費目安 3,000万円〜6,000万円程度(断熱材・外装仕上げ材のグレードによる)
1戸あたり負担(積立金活用前) 60〜120万円程度
活用可能な省エネ補助金(例) マンション省エネ改修推進事業(ZEH-M等)・長期優良住宅化リフォーム推進事業
補助金活用後の実質負担削減(目安) 工事費の10〜25%程度の削減が期待できる場合あり(補助金種類・要件による)
特徴・注意点 規模が小さいため足場効率が低く、1㎡あたりコストが高くなりやすい。ZEH-M補助は一定の省エネ基準達成が条件のため、事前の断熱性能計算が必須

パターン②:中規模マンション(50〜100戸 / 延床面積3,000〜8,000㎡)

項目 内容・目安
外壁修繕+断熱改修(外断熱)工事費目安 6,000万円〜1億2,000万円程度
1戸あたり負担(積立金活用前) 70〜130万円程度
活用可能な省エネ補助金(例) ZEH-M補助・長期優良住宅化リフォーム推進事業(1戸あたり最大200〜250万円程度)
補助金活用後の実質負担削減(目安) ZEH-M Oriented以上の認定取得で工事費の1/3〜1/2程度の補助が期待できる場合あり
特徴・注意点 補助金申請のコストパフォーマンスが最も高いゾーン。分離発注で専門業者を競争入札にかける効果が大きく、適正価格を引き出しやすい

パターン③:大規模マンション・ビル(100戸以上 / 延床面積8,000㎡超)

項目 内容・目安
外壁修繕+断熱改修(外断熱)工事費目安 1億2,000万円〜3億円以上(規模・仕様・断熱グレードによる)
1戸あたり負担(積立金活用前) 80〜150万円程度(規模が大きいほど足場効率が上がりコスト低減しやすい)
活用可能な省エネ補助金(例) ZEH-M補助(大規模向け)・省エネ改修を組み合わせた複数補助制度の活用
補助金活用後の実質負担削減(目安) ZEH-M対応を組み合わせることで20〜30%程度の実質削減が期待できる場合あり
特徴・注意点 工期が長期化(6〜12ヶ月以上)しやすく、仮設計画・住民対応が複雑になる。資金計画・補助金申請は専門家のサポートが必須。断熱性能の第三者評価(省エネ計算書)が補助金申請に必要なケースあり

SRTコーポレーションでは、断熱改修の工法選定・省エネ性能の計算・補助金申請代行・施工まで一括してサポートします。「どの工法が自分たちの建物に合うか分からない」という段階からご相談ください。

よくあるご不安・ご質問

SRTコーポレーションへのご相談前によく寄せられる疑問をまとめました。

Q. 他社に見積もりを依頼した後でセカンドオピニオンをお願いするのは失礼ではないですか?また、断熱改修の場合、セカンドオピニオンで何を確認してもらえますか?
A. まったく失礼ではありません。断熱改修は通常の外壁塗装より専門性が高く、見積書の比較が難しい工事です。セカンドオピニオンで確認すべき主な点は、①工法の選択が建物の状況に合っているか(外断熱・内断熱・充填断熱の適否)、②断熱材の仕様(種類・厚み・熱抵抗値)が省エネ基準を満たしているか、③施工面積・数量根拠が適正か、④補助金(ZEH-M等)の申請可能性が考慮されているか、⑤費用のうち材料費・工事費・足場費・諸経費の比率が適正か——の5点です。SRTでは他社の見積書を持参いただいてのセカンドオピニオンを完全無料で実施しています。断熱性能の数値的な評価も含めてお伝えします。
Q. 外断熱工法で大規模修繕をした場合、12年周期を15年に延ばしても塗料・断熱材の保証はどうなりますか?保証期間内に劣化した場合の対応が心配です。
A. 外断熱工法で使用する断熱材(EPS・フェノールフォーム等)の耐用年数は一般的に30年以上とされており、断熱材自体の保証よりも外側の仕上げ材(塗料・パネル)の保証が実質的な周期を決める要素になります。超耐候性フッ素塗料を使用した場合、メーカー塗膜保証が15年、施工保証が5〜10年の設定が一般的です。保証期間内に著しい劣化や施工起因の問題が確認された場合は補修対応を受けることができます。ただし保証は自然災害・第三者行為・定期メンテナンス未実施などは対象外です。15年周期を実現するためには、2〜3年ごとの定期点検(目視+打診)でトップコートの状態を確認し、必要に応じて部分補修を行うことが重要です。SRTでは定期点検プログラムもご提供しています。
Q. 省エネ補助金(ZEH-M等)を活用するために、断熱改修工事の前に何か準備が必要ですか?申請のタイミングが分からず不安です。
A. 省エネ補助金(ZEH-M等)を活用するためには、工事着工前に申請・採択を受けることが条件となる制度がほとんどです。工事を始めてから申請しても対象外になるケースが多いため、「工事計画の段階から補助金の申請準備を始める」ことが鉄則です。具体的な準備として、①現在の建物の省エネ性能計算(BEI値・UA値の算出)、②断熱改修後の省エネ基準達成の確認、③申請書類の作成(省エネ計算書・工事計画書等)、④補助金の交付申請(採択まで数週間〜数ヶ月かかる場合あり)——の手順が必要です。一般的に工事着工の6ヶ月〜1年前から動き始めることをおすすめします。SRTでは補助金申請代行サポートを工事とセットで提供しており、省エネ計算書の作成から申請手続きまで一括対応します。
Q. 外断熱工法を採用したいのですが、京都市の景観条例の規制(外壁の色・意匠規制)と両立できますか?外断熱工法で使える外装材に制約はありますか?
A. 外断熱工法では断熱材の外側に仕上げ材を施工しますが、京都市の景観条例(景観計画)の対象エリアでは、外壁の色・光沢・素材に関して一定の基準が定められています。外断熱工法で使用できる仕上げ材には、塗料仕上げ・金属パネル・セラミックパネル・タイル等がありますが、これらの色・光沢が景観基準の範囲内に収まるかどうかを事前に確認することが必要です。特に塗料仕上げの場合、高彩度色や光沢仕上げは景観基準に抵触するケースがあります。SRTコーポレーションは京都エリアでの施工実績が豊富で、景観基準に適合した外断熱工法の仕上げ材選定から景観審査書類の作成まで対応しています。断熱性能と景観条例の両立について、まずご相談ください。
Q. 断熱改修工事後に本当に光熱費が下がるか不安です。施工前後の効果を数値で確認する方法はありますか?業者に「効果があります」と言われても証明できないのでは?
A. 断熱改修の効果を数値で確認する方法として、①施工前後のUA値(外皮平均熱貫流率:建物の断熱性能を示す指数)の比較、②施工前後のBEI値(基準一次エネルギー消費量比)の比較、③実際の光熱費(電気・ガス代)の前後比較(季節・入居率の変動に注意)——の3つがあります。特に省エネ補助金(ZEH-M等)を申請する場合は、設計段階で省エネ計算書(UA値・BEI値の試算)を作成することが必須要件となるため、「どの程度の断熱効果が期待できるか」を数値で確認できます。SRTでは省エネ計算書の作成を含む断熱改修計画をご提案しており、施工前の段階で期待される断熱性能改善の数値をお示しすることが可能です。「効果が出るかどうか分からない」まま高額な工事に踏み切る必要はありません。まずデータを見てから判断してください。

まとめ

マンション断熱改修・外断熱の費用比較と業者選びについて、この記事でお伝えした内容を振り返ります。

断熱改修の見積もり比較では、「工法(外断熱・内断熱)」「断熱材の種類・厚み・熱抵抗値」「施工面積・数量根拠」「省エネ補助金(ZEH-M等)の適用可否」の4点が確認軸です。「一式○○万円」という表記のみの見積書は、金額の比較自体が意味を持ちません。断熱性能の数値(熱抵抗値R・UA値)まで明示できる業者を選ぶことが、失敗しない断熱改修の第一歩です。

修繕周期については、外断熱工法+超耐候性仕上げ材の組み合わせにより15〜18年への長周期化が期待できます。初回コストは増加しますが、30年間のトータルコストで見ると修繕回数の削減と光熱費削減の相乗効果により、経済的な合理性があるケースが多くあります。

施工体制については自社施工の業者を選ぶことで、断熱材の厚み・施工精度・性能保証の一貫性が確保されます。省エネ補助金の活用には工事着工の6ヶ月〜1年前からの準備が必要であり、補助金申請実績のある業者への依頼が不可欠です。

「他社の見積もりを持っているが内容が理解できない」「どの工法が自分たちの建物に合うか分からない」——そうした段階でも、まずは見積書を見せてください。SRTコーポレーションでは、マンション断熱改修・外断熱工事のセカンドオピニオンを完全無料で実施しています。工法の適否・断熱性能の数値確認・省エネ補助金の適用可否まで含めて、正直な情報をお伝えします。京都エリアで30年近くの実績を、皆様の判断材料にお役立てください。

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